アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

「はまなす」とは列車名である!

こんばんは

昨夏もその前の夏も、北東パスに乗って北海道へ行ったという話を様々な知人から聞きました。

その影響もあるのですが、大学1年の時から「急行『はまなす』に乗って北海道へ行く」という目標が私にはあります。

しかし昨年の夏は中国地方木次線三江線といったローカル線を味わう旅を優先し、一昨年は中学の時に訪問が叶わなかった神岡鉄道を訪ねました。

一昨年の神岡鉄道は、訪れた時にはすでに廃止されていたので、廃線跡を活用した「レールマウンテンバイク」という乗り物に乗ったのですが、これが意外と面白くて、夢中になって漕いだ覚えがあります。

とにかく僕の場合は列車や路線目当てに旅行することが多く、そこにある観光地や名所をまわるのは二の次になりやすいので、はたして旅といえるのかどうか、自分でもよくわかりません。

とくに大学に入ってからは高校時代に行けなかった路線を踏破することが目的になり、ただの乗りつぶしになることが多々ありました。

いわゆる手段の目的化というやつです。

こないだの岳南鉄道訪問もそれに含まれるんでしょうね。

しかしそういう旅行は、自分の中では全然記憶に残らないことがわかってきました。

むしろイベントに参加して不意に人と出会ったりする方が、圧倒的に頭に刻み込まれるというか、印象的な旅行になることは確かです。

偶然という要素は旅に彩りを与えてくれます。昨年の山陰旅行は特にそうでした。

それに加え、旅をより思い出深いものにするには遠くへ行くことも要素の一つだと思います。

遠くと言っても、地理的に遠いということではなく、時間的な経過を踏むことが不可欠だと僕は思います。

陸路で北海道や九州へ行けば、目的地に着いたときの感慨はより大きなものになります。

飛行機で行くなら4,5日は滞在してその土地の空気を噛みしめるぐらいまでいたい。

まあこれは僕の持論ですが・・・

まあそういうわけで、ここ数年「はまなす」に乗るのは後回しにしてきました。

ただ大学生活もすでに折り返し地点を過ぎ、ゼミの夏季調査があり、年末には就活が控え、その就活もいつ終わるか分からないという、旅行好きにとって冬の時代が近づいています。

まあそんなことを言ったら、社会人なんてずっと冬じゃないかと言われそうなんですがそれは置いといて、今は夏をどう過ごすか、そしていかに就活を早く終わらせるかを念頭に考えようと思っています。

それに、もし今夏北海道に行くとなると、この一年で3回目だからね…(笑)