1/13(金)
札幌700→812東室蘭817→829室蘭…産業会館前919→939地球岬団地…(地球岬)…地球岬団地1038→1103東室蘭1202→1304苫小牧1422→1800様似1827→2127苫小牧2143→2256新札幌
今日は襟裳岬に行く。
…その予定だったのだけど、前日札幌の友達と夜分まで語り合ったのが響いたのか、まさかの寝過ごし。
苫小牧8時3分発の日高線に乗らないと襟裳岬へ日帰りでたどり着くことはできないので、この時点であえなく断念。
列車は室蘭方面へ向かっているので、急遽「地球岬」(チキウ岬)へ目的地を変更。そういえば友達が昨夏に行ったとか言っていたなぁ。
道南バスに乗って、終点から20分近く歩いてたどり着いた地球岬には、誰もいなかった。
道南の檜山あたりが、雲の先にかすかに見える。
振り返れば有珠の山系が眺められたし、本来の目的地には行けずじまいだったことさえ忘れさせてくれるかのような雄大さだった。
たまたま来たバスが東室蘭行きだったのでそのまま乗車。
東室蘭では名物駅弁「母恋めし」を購入。もう、どっからみても、グルメツアーだ…
12時2分発の苫小牧行きは定刻発車。
思えば昨日から、定刻に発車した列車なんてほとんどなかった。ほぼすべての列車が5~15分の遅れで走行。まあこの雪国の中、運行するだけありがたいものと思わなければ。
苫小牧は立派な工業地帯であることを感じる。
もうこれで札幌へ戻ろうと思ったが、この土地まで来る機会もそうそうないので、せめて日高線だけでも乗っておこうという思いが働く。
終着駅様似まで、146.5キロ。無謀な南進が始まった・・・
途中の静内では30分停車。駅舎内をふらふらしていたらそば屋があったので空腹を満たす。ここはあまり有名どころではないので、食べられたのはラッキーといえよう。
16時半に静内を発車。まだ終着まで1時間半もあるのかと思うと、俺はどこへ向かっているのか、なんのためにこの列車に乗っているのだろうか、と憂鬱になる。
その憂いを晴らしてくれるのは、海が見える車窓だけだ。
終着様似まで乗っていたのは、浦河から乗った4人と、苫小牧から乗りとおしの2人。
自分以外の客は、迎えの車などでみなどこかへ行ってしまった。
駅周辺に食料を調達するところなど当然なく、帰りは札幌まで空腹で倒れそうだった。
1/14(土)
札幌702→747石狩当別751→928新十津川1010→1024滝川1047→1106美唄1246→1311滝川1329→1406旭川1426→1459美瑛1554→1610旭川空港1750─[SKY868便]→1930成田空港
きょうは札幌の友達が同行してくれる。
札沼線というローカル線に乗車。
今日はセンター試験。
道教大のある、あいの里教育大駅ではそれらしき学生が何人か下車。2年前はこの一員だったと思うと、いやはや早いものだ。
終着新十津川まで乗っていたのは、我々2人だけだった。
そもそも石狩当別から乗っていたのはわずか5人。この区間の前途が不安でしょうがない。
特に末端部分は3往復だもん・・・
夏だったら歩けたかもしれない。でもさすがに冬は辛いものがある。
しかも今年の空知は例年にないほど大雪らしいことがやっとわかってきた。
ここで友達の提案により美唄のB級グルメ「美唄焼き鳥」を食べに行く。
「たつみ」という店だったが、モツの焼き鳥はやみつきになった。昨日の「静内そば」以来のまともな昼食で大満足!
ここで雑談しているうちにあることに気づく。
なぜか知らないうちに、道内のほとんどの特急に乗っていることが判明。
1/12 「スーパーとかち」(新札幌-新得)、「スーパーおおぞら」(帯広-新得)、「北斗」(南千歳-苫小牧)、「スーパー宗谷」(岩見沢-札幌)
1/14 「オホーツク」(滝川-美唄)
あと1日1往復しかない「サロベツ」に乗れば道内特急コンプリートだが、このまま美唄を出るとなんとこの列車にも乗れるらしい。
いや、ちょっと、偶然が過ぎるだろ…… 僕は怖くなった。
まともに乗ったのは「スーパーとかち」「スーパー北斗」ぐらいで、あとは齧っただけといっても過言ではないのに。
周遊きっぷ、恐るべし
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まあそんなわけで、滝川で彼と別れ、旭川まで「サロベツ」に乗り(道内特急コンプリート達成!!)、旭川空港から飛んで帰りました。
ありがとうございました。
今回の教訓
・冬の北海道に定刻発車を望むのはやめよう
・冬の北海道の特急は混みがちである
・ハードなスケジュールの反省
・宿は駅から近い方がいい
・目的のない旅は、グルメ紀行になりやすい
・セイコーマート万歳